
あら、あらら.....
|Posted:2015/01/27 18:40|Category : 未分類|

外国人が、イタリアに住むために必要な物。
そう、それはpermesso di soggiorno(滞在許可書)です。
実は我家、このpermesso di soggiornoをcarta di soggiorno(無期限滞在許可書)に変えようと、水面下で動いておりました。
無期限滞在許可書にすると、更新しなくてよくなったり、外国人であるという縛りが少し減るからです。
忍耐の国イタリアで、忍耐を持って少しずつ前に進んでおりました。
どこかでは思っていました、夫も私も。
「怖いくらい、順調だ。(イタリアなのに!)」
今日、Qustura(警察署)に指紋を取りに行きました。
大きな落とし穴がソコに.....
無期限滞在許可書取得の条件のひとつ、5年イタリアに住んでいること!
夫も、私も学生時代から数えると、6~7年イタリアに住んでいました。
しかーし、夫は今の仕事に就く時に、学生から労働ビザに切り替えるため、日本で新しいビザを取得しています。
私は、私で、結婚の時に学生時代の滞在許可書の期限が切れています。
私たちの学生時代の年数は、カウントされないことが判明し、まだ無期限滞在許可書を取得する資格がありませんでした。
はい、フライング夫婦でしたね。
でも、ソレはソレです。
夫は、日本で労働ビザを取得する時、すごく頑張っていて、それ以外に方法がなかったし、結婚だって、きちんと学校終えてからが筋だと考えていたので、そういうことです!
今の私は、今の日本を思うとき、とても悲しくなります。
いろんな思いが交錯して、悲しく日本を思ってしまうことが、一番悲しかったりします。
そして今日、外国で外国人として生きていくことを考えさせられました。
警察署のトイレが汚すぎて、おばちゃんが「私たち外国人には、トイレも用意されてないのか!」と怒っていたと、夫も用を足すのを我慢して(さすがの夫も汚すぎて、できなかったらしい)言っていました。
ふーっと思い、外に出て、早咲きの桜を見つけ、なんだかフツフツとやる気が沸いてきたフライング夫婦の妻の方です。
「ふっ、この桜もなかなかのフライング具合じゃないかい。」
何でしょう?
久しぶりに感じる種類のやる気です。
着実に行きましょう!と意気込むのであります。
スポンサーサイト
